【交通事故】脊髄損傷

● 脊髄損傷とは

脊髄損傷とは,脊柱の中にある脊髄が,全部又は一部損傷したことにより,損傷された脊髄神経の髄節支配領域化にある体の部位に完全麻痺又は不完全麻痺が残った後遺障害のことをいいます。

 

● 脊髄損傷かどうかの判断

・頚髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷、中心性脊髄損傷といった傷病名の診断

・感覚テスト従手筋力テスト(MMT)による損傷レベルの高位の確定

・反射の種類

・自律神経障害の有無

・CT,MRI等の画像所見

 

● 認定されうる等級

脊髄損傷の認定可能性のある等級

 ・1級1号    :神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,常に介護を要する

・2級1号    :神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,随時介護を要するもの

・3級3号    :神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,終身労務に服することができないもの

・5級2号    :神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

・7級4号    :神経系統の機能又は精神に障害を残し,軽易な労務以外の労務に服することができないもの

・9級10号  :神経系統の機能又は精神に障害を残し,服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

・12級13号  :局部に頑固な神経症状を残すもの

 

 

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