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AIによる書面の危険性と弁護士チェックが必須であること

2026-05-28

近年,AI(人工知能)技術の急速な発展により,インターネット上でも「AIを使って契約書や協議書を自分で作成しよう」といった情報を目にすることが増えています。

しかし,法的な効力を持つ書面の作成において,AIをそのまま鵜呑みにするのは非常に危険です。実際に当事務所に持ち込まれた書面で実務において通用するものは皆無でした。今回は,なぜ「AIで作った書面こそ,専門家である弁護士のチェックが必要不可欠なのか」について解説します。

 

1,素人がAIに頼る危険性と「無料版」のリスク

法的知識を持つ弁護士が,構成案の作成やリサーチの「参考程度」にAIを活用するのは有効な使い方です。専門家であれば,AIが出力した内容の真偽を自分で判断できるからです。

しかし,法的な専門知識を持たない一般の方が,AIの出力結果をそのまま信じて書面を作成するのは極めて危険です。

特に,誰もが手軽に使えるオープンAIつまり「無料版のAI」は,学習データが古かったり,複雑な法的文脈を理解できていなかったりすることが多く,致命的なリスクをはらんでいます。また平気で嘘もつきます。
一般の方はもっともらしい表現があると正解だと信じがちですが,それこそが危険であり,実際は違っているということが多いのです。

 

2,最上位の有料AIでも「正確性」は担保されていない

実は,私自身も業務の効率化やアイデアの参考としてAIを利用することがあります。その際,精度の低い無料版ではなく,最も性能が高く高額なプランに課金して複数利用しています。

しかし,最高峰のAIであっても「正確性」は全く担保されていません

もっともらしい文章を出力しても,引用している「判例」が完全にデタラメ(実在しない架空の判例)であることは日常茶飯事です。そのため,AIが提示した情報は決してそのまま使わず,必ず弁護士向けの有料の判例検索システムを使い,判例の原本や法的な根拠をご自身の目で徹底的に確認しています。一般の方が有料の判例検索システムなどを登録していることはないでしょう。

 

3,「法律要件」と「解釈」を理解せずに作成するリスク

契約書や協議書などの法的な書面は,ただそれらしい言葉が並んでいれば良いというものではありません。

・どのような「法律要件」を満たさなければ無効になるのか,効力が発生しないか

・将来トラブルになりやすい「論点」はどこで,どういう判例通説,学説があるのか

・文言の法的な「解釈」はどうなるのか,条文の趣旨に沿って文言解釈ができるのか

これらを正しく理解しないまま書面を作成すると,いざという時に法的な効力を発揮せず,取り返しのつかない不利益を被る可能性があります。

 

4,実際に持ち込まれる「AI作成の書面」の実態

最近,当事務所の法律相談でも「AIを使って自分で作った離婚協議書(または合意書)」を持参される方が増えてきました。

しかし,実際にその内容を拝見すると,以下の理由からそのままでは使えないケースがほとんどです。

① 実務で通用しない

教科書的な一般論しか書かれておらず,当事者間の具体的な状況(財産分与の特殊な条件や,面会交流の細かい取り決めなど)に適合していないため,実際の運用に耐えられません。また公正証書化になじまない文言であったり,公序良俗に反する文言などもみたことがあります。
※ 一番危険のは通常の民事訴訟の書面をAIで作ることです。民事訴訟は書面と証拠での主張立証がすべてとなります。書面の構成と戦略で勝敗が決まります。
過去に本人訴訟の書面をチェックしたところ,95%以上の部分の修正が必要でした。つまりそのままでよい部分は5%ほどであり,これを提出するなんて信じられないという思いで直していきました。

② 解釈に誤りがある

日本の法律や最新の実務運用とは異なる解釈で作成されており,そのまま署名捺印してしまうと,後日相手方から「この条項は無効だ」と争われる隙を与えてしまいます。

このような場合,結局は弁護士が内容を精査し,大幅な修正や書き直しを行うことが必須となります。

 

ご提出書面・協議書・合意書のチェックはお任せください

AIは大変便利なツールですが,法的な判断や責任を肩代わりしてくれるわけではありません。「AIで作ったから大丈夫」ではなく,「AIで作ったからこそ,プロの目で確認してもらう」ことが,将来のトラブルを防ぐ最大の自衛策です。

 

当事務所では,ご自身(またはAI)で作成された提出書面,協議書,合意書などの修正・チェックを承っております。

 

【書面チェック・修正費用】

 

A4サイズ1枚につき:1万6500円

 

「この文言で法的に問題ないか」「自分に不利な条件になっていないか」と不安に思われた方は,相手方に提出・署名する前に,ぜひ一度当事務所へご相談ください。

三鷹市の弁護士が語るAI時代の「街弁」|交渉と裁判に不可欠な「人間の温度感」

2026-02-18

はじめに:三鷹の街とAI、そして弁護士

三鷹通りを歩けば、変わらない街並みの中に新しい技術が溶け込んでいるのを感じます。2026年、私たちの生活にAIは欠かせないものとなりました。

「AIが法律の答えを出してくれるなら、弁護士はいらなくなるのでは?」

そんな声も聞こえてきますが、三鷹の皆様の日常に寄り添う「街弁」として日々多くの方とお会いしていると、むしろ「人間にしかできない領域」の重要性がより鮮明になっていると感じます。今回は、技術革新の時代だからこそ大切にしたい、法律実務の本質についてお話しします。

交渉は「データ」ではなく「人間」のぶつかり合い

弁護士業務の大きな柱の一つに「交渉」があります。これは単に条件を提示し合う作業ではありません。

  • 言葉の裏にある真意を読み取る: 相手方がなぜその主張に固執するのか。

  • 絶妙な駆け引き: どのタイミングで譲歩し、どこで強く出るかという「押し引き」。

  • 「納得感」の構築: 理屈では正解でも、相手のプライドや感情を無視すれば、交渉は決裂します。

交渉は、複雑な人間心理が絡み合う、いわば「生きたコミュニケーション」です。AIが過去の統計から「落とし所」を提案することはできても、現場の空気感を察知し、相手の心に響く言葉を選んで着地させることは、三鷹の街で多様な方々と接してきた経験があるからこそできる技術です。

裁判は形式ではない。複雑な事実の背後にある「感情」

「裁判は淡々と法律を当てはめるだけの場所」と思われがちですが、実態は全く異なります。

一つのトラブルの裏には、教科書通りの事実関係だけでなく、長年の家族の確執、地域特有の事情、あるいは当事者にしかわからない深い悲しみや怒りが潜んでいます。

AIには見えないもの

証拠書類という「形式」を整えるのはAIが得意とする分野です。しかし、その証拠が生まれた背景にある「なぜそうせざるを得なかったのか」という切実な思いを汲み取り、裁判官に伝えるのは弁護士の役目です。

複雑に絡み合った事実を丁寧に紐解き、そこに流れる感情に光を当てること。その血の通った主張が、時に形式的な判断を覆し、真に正当な解決を導き出すのです。
例えば、離婚男女問題でいえば「泥沼の感情整理」と「戦略的着地点の提示」。離婚は法的な手続き以上に「人生の組み直し」です。子供の連れ去り、DV、不貞の証拠の掴み方など、相手の心理を読み、裏をかく「軍師」としての動きはAIには代替できません。
また、交通事故でいえば「後遺障害の認定プロセス」や「重度後遺障害」や「死亡事故」。数値化できない被害者の無念を「言葉」にして裁判所や損保を動かす力は、AIには不可能です。

三鷹に根ざす「ハイブリッドな街弁」を目指して

もちろん、AIを否定するわけではありません。

判例のリサーチや文書作成のスピードアップなど、AIを活用することで、当事務所もより迅速で精度の高いサービスを提供できるようになりました。機械的な作業をAIに任せることで、私は「三鷹の皆様のお話をじっくり伺い、共に悩み、戦略を練る」という最も大切な時間**を増やすことができています。

三鷹駅周辺にお住まいの方、お勤めの方にとって、スマートフォンで検索して出てくる答えよりも、「顔を見て話せる安心感」が何よりの支えになると信じています。

結びに代えて:変わらぬ信頼を、この街で。

テクノロジーがどれだけ進化しても、人生の岐路に立つ不安を解消するのは、最後は「人と人との繋がり」ではないでしょうか。

三鷹の皆様が直面するトラブルに対し、AIの利便性と、人間ならではの泥臭い粘り強さを組み合わせた、最善のサポートを続けてまいります。何かお困りごとがあれば、どうぞお気軽に三鷹の「街弁」を頼ってください。

事務所のお休み

2026-01-28

2026年1月30日(金)から2月2日(月)はお休みさせていただきます。

1月30日 静岡県地方裁判所浜松支部 証人尋問

2月2日  中野区役所相談担当

となります。

電話には出ることができないので,

公式LINE若しくはメール(seki@sekisogo.com)からお問い合わせください。

よろしくお願いします。

また,通常時も電話ではなく,まずは公式LINE若しくはメール(seki@sekisogo.com)から問い合わせいただけると幸いです。

電話が必要な場合はこちらから日時を調整しかけさせていただきます。

事務所のお休み

2026-01-16

2026年1月16日(金)から1月20日(火)はお休みさせていただきます。

電話には出ることができないので,

公式LINE若しくはメール(seki@sekisogo.com)からお問い合わせください。

よろしくお願いします。

また,通常時も電話ではなく,まずは公式LINE若しくはメール(seki@sekisogo.com)から問い合わせいただけると幸いです。

電話が必要な場合はこちらから日時を調整しかけさせていただきます。

 

事務所のお休み

2025-09-01

2025年9月5(金)は,お休みさせていただきます。

電話は出られませんので,

公式LINE若しくはメール(seki@sekisogo.com)でお問い合わせくださいませ。

休み明け(月)以降に確認し,返信していきます。

 

事務所のお休み

2025-06-23

誠に勝手ながら6/23月曜から6/26木曜までお休みさせていただきます。

したがって、電話は出られず、面談などもできません。

緊急の場合は、メールかラインでお願いいたします。

 

弁護士 関真悟

事務所のお休み

2025-04-13

4/22火〜24木は休業とさせていただきます。

電話などは出られませんので、

急な要件や新規お問い合わせは全てメールか公式LINEよりお問い合わせください。

25金以降順次確認していきます。

事務所のお休み

2024-12-07

12/8(日)休業

12/9(月)休業

12/10(火)休業

となります。

12/11(水)から営業開始しますので、メール、LINEは水曜以降に返します。

また電話も水曜以降にお願いします。

 

 

弊所の取扱分野と相談料について

2024-10-12

弊所の2024年10月12日現在(2026年1月28日)の取扱分野と相談料を説明いたします。

※ 相談料の注意事項

(1)示談書や契約書のチェックや書面作成などは別料金

(2)事前に資料を読んでほしいという場合は別料金

【取扱い分野】

①離婚、男女、不倫  

※ 相談料は不倫のみ30分無料、その他30分5500円

②被害者側交通事故

※ 相談料は30分無料

※ 利益相反の観点から加害者は取り扱っていません 物損事故のみも取り扱っていません,

③遺産相続(遺留分、遺産分割)

※ 相談料は30分無料

④不動産

※ 相談料は立退料のみ30分無料、その他30分11000円

⑤解雇、競業避止義務

※ 相談料は30分5500円

⑥債権回収、貸金、任意整理、自己破産

※ 相談料は債務整理のみ30分無料、その他は30分5500円

⑦企業法務、窃盗、暴行、痴漢、ゴルフ会員権、顧問契約

※ 相談料は30分1万1000円

【取り扱っていない分野】

ネットトラブル、名誉棄損、パワハラ、セクハラ、近隣、騒音トラブル、上記以外の刑事事件は取り扱ってません。

相談のみは可能ですが1回2万2000円となります。

 

夏季休暇

2024-08-07

8/8(木)から8/15(木)まで夏季休暇とさせていただきます。

電話は応対できかねますが、新規相談の方や依頼者の方はメールまたはLINEでお問い合わせくださいませ。

1日1回はみるように致します。

弁護士 関真悟

 

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