車同士の交通事故で追突事故が最も多いと考えます(なお,追突事故も弁護士特約は当然使えます。)。
停車中や発進時に後方から追突されるのです。追突された被害者には,全く落ち度がない交通事故です。
● 追突事故も多種多様
追突された被害者は全く身構えていない状態ですので,衝撃は非常に強いです。
衝撃音とともに首や腰を捻って,強く揺さぶられ,車内で複数回打ち付けられます。
私道,国道,駐車場内,高速道路,右折時・・・・。
追突事故といっても,
・加害車両の速度が出ている場合,脳に損傷を与えることもありえます。
・事故直後から痛みが出てくることもありえます。
・事故直後に痛みがなくても,後になってから痛みがでてくることがありえます。
と事故態様等によって様々ですが,事故直後はきちんと警察(内容によっては救急車も)を呼ばなければなりません。
● 保険会社からの連絡が辛い場合
被害者には何らの落ち度がない追突事故ですが,当日または翌日から加害者側の保険会社から連絡がきます。
なぜ落ち度がないのに,何度も電話がかかってくるのか?電話自体が苦痛であるというお話もよく聞きます。また,同意書等の書類が送られてきて,何だか保険会社に丸め込まれてしまうのではないかと不安を感じたというお話もよく聞きます。
このような不安等は,弁護士をつければ,解消します。弁護士が窓口になりますので,弁護士がすべて対応します。
なお,ご自身が加入されている保険会社にも連絡をいれるべきです。搭乗者傷害特約や人身傷害特約に見舞金の特約がついている場合は,規程の通院日数を確認できると10万円程度の見舞金がもらえるからです。
● 物損をクリアしなければならない
車の損害で疑問点が出てくると思います。
修理費用と時価額という問題です。
例えば,修理費用が50万円で,車の時価額が30万円とすると,
保険会社は,修理ならば「30万円で修理してください」,買い替えるならば「30万円まで出します」と言ってくるかもしれません。
このときに,加害者が対物超過特約に加入しているのか,ご自身の保険に車両保険や新車特約がついているか,何年スパンでどのくらいの保険料が上がってしまうのか等の細かい話も必要になってきます。
物損で損をしないためにも弁護士をつけた方が良いのです。
買い替えの場合の初期手数料の請求はもちろん,時価額からの若干の増額の交渉もできる場合もあります。
● 追突事故は弁護士に相談するのがベスト
追突事故は,軽微・重大を問わず,早い段階で弁護士に相談することがベストです。
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