【交通事故】弁護士 示談 期間

交通事故を弁護士に依頼してから示談までどのくらいの期間がかかるのでしょうか?

「既に弁護士に依頼されている方」,「これから弁護士に依頼しようとしている方」のために,ある程度の目安を書いていきます。

(前提)

損害賠償請求ができるのは不法行為時(事故時)なのですが,賠償額を確定することができるのは症状固定時です。慰謝料,治療費及び休業損害は,(原則)症状固定時までのものを請求できます。したがいまして,症状固定時まではきちんと治療をしていただくことを前提に,そこから示談までどのくらいの期間がかかるかご説明致します。

 

【1】 資料を受領するまでの期間 5日~1か月程度

 医療機関は月末締めで診療報酬を保険会社に請求致します。

 保険会社は届いた請求に基づき診療報酬を支払ったあと,診断書等の関係資料を弁護士に郵送します。

(例)例えば3月1日が最後の通院ですと,3月末締めなので,保険会社に請求が来るのは4月半ばぐらいのことが多いです。保険会社は医療機関に支払ったあと,診断書や診療報酬明細書などの資料を弁護士に送るので,弁護士の手元に資料が届くのは4月下旬になるということもあります。

 

【2】 資料が揃ってからの検討や起案 上記【1】+5日~1か月程度

 弁護士は保険会社から届いた資料やお客様が用意した資料を検討し,賠償額の算定作業などを行います。

① 後遺障害申請をする場合は,申立書等の書面作成をする。

 この期間は,弁護士事務所や業務状況によります。

 当事務所は,資料到着後5日以内には手続を完了できるように迅速に対応しております。

 ただし,注意が必要なのは,お客様に揃えていただく資料があります(印鑑登録証明書など)。このような資料がないと,弁護士はすでに準備出来ているものの,先には進めない状態になってしまいます(となると当然1か月以上かかってしまうこということもありますのでご注意ください)。

② 後遺障害申請をしない場合は,和解提案書等の書面作成をする(下記【4】へ)。

 

【3】 後遺障害申請の結果がでるまでの期間 上記【1】【2】+3週間~2か月半程度

 3週間程度で結果がでる場合もあれば,上部審査会の検討やカルテ開示などもあって,2か月半もかかる事案もあるので,「事案による」ということになります。

 

【4】 示談成立までの交渉期間 1週間半~1か月半程度

   争点(過失割合等)の数にもよりますので,一概には言えませんが,あくまで目安を提示致します。

 

※ 上記【1】~【4】は示談交渉ベースでのお話になります。

 お客様の協力状況や事案によって異なりますので,あくまで一例として理解していただければと考えております。

 

【まとめ】 示談期間のまとめ

◆ 後遺障害申請をしない場合 → 約2週間~1か月半程度

◆ 後遺障害申請をする場合  → 約1か月半~4か月半程度

 お客様の協力状況や事案によって異なりますので,あくまで一例として理解していただければと考えております。

 

【番外編】 訴訟提起したらどうなるか? 約6か月~1年半程度

ア)訴状・証拠作成

イ)提出

ウ)第一回口頭弁論期日指定

ア~ウ,すでにここまでで結構な時間がかかってしまいます。

というのは,裁判所の混み具合によりますが,イ→ウの間で1か月~2か月かかってしまいます。

エ)1か月~1か月半ごとに口頭弁論期日や弁論準備期日(複数回)

                                            以上

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